完璧な終活
2017/7/7
先月、私の父が他界しました。享年65歳です。
心筋梗塞から始まって、さまざまなガンを乗り越え、最後は敗血症でした。
少し落ち着いた所で母と姉妹3人で、さあ遺品整理!
父はもともと几帳面でキレイ好き…と言うより、潔癖症に近いほど。
以前は洋服タンス2棹分に、ビッシリ洋服が詰まっていましたが
1棹は処分、もちろん中身も最小限に減らしていました。
洋服タンスだけでなく、サイドボードや本棚の中も
本当に必要な(お気に入り)物だけしか残っていませんでした。
父は約20年間、入退院を繰り返し、病と戦いながらも少しずつ終活を行っていたのです。
遺品整理は段ボール2個分であっけなく終了。
そして大きなお仏壇を処分し、コンパクトな物に買い替え
父の好みに合わせ仏具も揃えました。
父が、自分が他界した後のことを1枚の便箋に
書き残してくれていたおかげで、私たち家族は
迷うことも困ることもなく、すべてスムーズに終わらせることが出来ました。
私はセミナーなどで「元気な内に片付けを 」とよく力説しています。
もちろん自分自身も、子供たちが困らないように、早い内から少しずつ片付けています。
「生前整理は残った家族への愛」
父の愛を実感した私は、父をお手本に子供たちに引き継いでいきたいと思います。
そしてセミナーなどで多くの方に伝えていきたいと思います。
来週、セミナーのご依頼を2件いただいていますので
より力が入りそうです