ACTA+ ART AWARD 2024 グランプリが決定!日本橋三井タワーでファイナリスト展を行いました ニュースリリース | 中特グループ Japan オフィシャルサイト
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ACTA+ ART AWARD 2024 グランプリが決定!日本橋三井タワーでファイナリスト展を行いました

2024/12/24

2024年11月26日(火)、東京都日本橋三井タワー1Fアトリウムにおいて廃棄物アート公募展ACTA+ ART AWARD(アクタプラスアートアワード)最終審査会を行い、東京都の中谷 優大さんがグランプリを受賞しました。受賞作品11点は11/26(火)~12/10(火)の間、同会場で一般向けに展示されました。

中谷 優大さんの作品『Lenticular(レンチキュラー)』は私たちの生活を豊かにしてくれているものこと(使い捨て容器や実験用マウス/ラット)を忘れず、命の尊さを感じてほしいという想いを込めたコンセプチュアルアートです。マウスをベースに、レンチキュラーレンズをタイトルと馴染みのある器に置き換え、組み合わせることにより、現実を客観的に感じられるような仕掛けを含めています。

準グランプリには木村 晃子さんの『GOLDEN SUNFLOWER』が選ばれました。不法投棄多発地域である福島県須賀川市国道294号・勢至堂峠において採取した尿入りペットボトル、「通称:黄金のペットボトル」の中身(人尿)を液体肥料として育てたひまわりと、ペットボトル容器を使用したひまわりの育成を助ける保温カバーを発表しました。

また、審査員特別賞にはヘリウムさんの『CAN YOU SEE ME?あなたにゴミは見えますか?』、堀川 和紗さんの『Subgestion』、Lu Chih Yunさんの『昨日星辰(昨夜の星)』が選ばれました。

入選アーティスト(11名)

  • 市川 瑛子『Trashestry』
  • ヘリウム『CAN YOU SEE ME?あなたにゴミは見えますか?』
  • 木村 晃子『GOLDEN SUNFLOWER』
  • Lu Chih-Yun (ルー・チーユン)『昨日星辰 (昨夜の星)』
  • 中谷 優大『Lenticular(レンチキュラー)』
  • 西花 純佳『共に生きるということ(仮題)』
  • FLAG B(フラッグ・ビー)『昭和ガラスから見る欲望(仮)』
  • 林田 真季『Corn Husks(仮題)』
  • 中根 隆弥『かじかざわのちりあくた -鰍沢雪の酒宴-』
  • キサブロー『ポリサマ』
  • 堀川和紗『Subgestion』

▶各作品の詳細は特設サイトから

審査員

井上ルミ子|Rumiko Inoue

東京ミッドタウンマネジメント株式会社デザイン&アートディレクター

2004年より東京ミッドタウンデザイン&アート業務に従事。イベント企画運営、テナント誘致、メディア運営などを手掛ける。TOKYO MIDTOWN AWARD プロジェクトディレクター(2008年~)、ウェブマガジン六本木未来会議編集長(2012年~)、ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARDディレクション(2024~)他

小池藍|Ai Koike

THE CREATIVE FUND, LLP代表パートナー
/日本ベンチャーキャピタル協会 理事


ベンチャー投資ファンドTHE CREATIVE FUND(旧社名:GO FUND)創業の一方で現代アートの知見を深めることとコレクション、普及に努める。2021年には京都芸術大学芸術学部専任講師に着任、avexアートYouTube番組『Meet Your Art』ではナビゲーターを務める。

西尾美也|Yoshinari Nishio

美術家・ファッションデザイナー/東京藝術大学美術学部先端芸術表現科准教授

専門は社会彫刻、行為の芸術。装いとコミュニケーションの関係性に着目したプロジェクトを国内外で展開。ファッションブランド「NISHINARI YOSHIO」を手がける。近年は「学び合いとしてのアート」をテーマに、様々なアートプロジェクトや教育活動を通して、アートが社会に果たす役割について実践的に探究している。

森摂|Seth Mori

株式会社オルタナ代表取締役社長・「オルタナ」編集長/武蔵野大学大学院・環境学研究科客員教授

環境省「グッドライフアワード」実行委員、環境省「地域循環共生圏づくりプラットフォーム有識者会議」委員、一般社団法人サステナ経営者協会代表理事、日本自動車会議「クルマ・社会・パートナーシップ大賞」選考委員ほか。

ACTA+ ART AWARDとは

ACTA+ ART AWARDは、『サステナブルを、もっとクリエイティブに。』をコンセプトに持続可能性・環境に良いことをすべきだという「正論」を「憧れ」に変容させることを試みる廃棄物アート公募展です。山口県周南市で過去3回開催してきたCOIL Upcycle Art Contest(コイルアップサイクルアートコンテスト)の名称を改めました。今回は応募条件として40歳以下の制限を設け、全国から107名の応募を受け付けて審査を行いました。

アート・クラフトワークショップ開催

2024年11月30日(土)~12月1日(日)、ACTA+ ART AWARD2024に並行して小学生向けのアート・クラフトワークショップを行いました。本ワークショップでは日本橋から出たごみを利用して自由に創作に取り組み、保護者の方を含め40名が参加しました。

これまで山口県で10年以上環境学習に取り組んできましたが、東京での開催は今回が初となりました。

終了後のアンケートでは「次回以降、同様のワークショップが開催される時、ご友人や知人におすすめしたいですか?」という設問に対し回答者全員がはいと回答しました。

アンケートの声(一部抜粋)

・チラシからの印象では「廃材を使って自由に作品を作る」のだと思っていたのですが、実際は環境へのテーマがしっかりあり学びの時間となりました。

・学びながら作ったり、作りながら考えたりと、視野が広がるとても素晴らしいワークショップだと思います。 機会があったらまたぜひ参加したいです..!

・ワークショップ後には早速、親子での行動に変化がありました。帰宅途中に立ち寄ったコンビニエンスストアで、親子で目を合わせてプラスチック製品を断るという流れが自然にできました。小さな一歩ではありますが、ワークショップに参加したことでこのような行動につながったことに感動しました。

関連情報

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